薄墨の桜 宇野千代 / 喧嘩名人 剣客太平記 岡本さとる





    薄墨の桜 宇野千代

     表題の「薄墨の桜」ほか一編が収録されています。
     私には合いませんでした。
     会話文はカギ括弧で表します。このとき通常の文章作法では、カギ括弧で閉じる直前には句読点は使いません。つまり、
    「わかった。」
    ではなく、
    「わかった」
    が正しい表現になるのですが、宇野千代は前者です。しかも読点(「、」)の場合もあって、独特な雰囲気があります。これは著者の個性か、そういう表現であると考えることができますし、それほど気になりませんでした。
     しかしその会話を、改行せずに段落のなかに埋め込んであって、しかも段落が長いのです。これがもう読みづらくて読みづらくて。
     さらに話自体にもあまり興味がもてなかったもので、最後まで読みきれませんでした。








    喧嘩名人 剣客太平記 岡本さとる

     剣客太平記シリーズの、第五弾だそうです。まったく知らずに手にとりました。
     狭竜蔵という直心影流の道場を構える剣客が主人公で、持ち込まれた問題を解決していくというものです。
     暗いとか、やたらと血なまぐさいということもなく、あっさりと読めるよい剣豪小説でした。シリーズものなので、他のものも読んでみたいです。
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    [ 2018/11/07 21:40 ] 読書 | TB(-) | CM(-)