黄金の銃をもつ男 イアン・フレミング / キラー・イン・ザ・レイン レイモンド・チャンドラー


    黄金の銃をもつ男 イアン・フレミング 

    ・簡単なあらすじ
     日本での任務中に行方不明になり、死亡扱いになったボンドが帰ってきた。しかしどうも様子がおかしい。報告をするためにMに会わせると、なんとボンドが銃撃した。
     ボンドはKGBに催眠をかけられ、暗殺命令を受けていた。
     治療を受けたボンドは信頼を取り戻すために、南米にいるスカラマンガという男を暗殺するように指令を受ける。
     
    ・良かった点
     古い本(1965年に原本が出版)ですけど、読みやすくわかりやすかった。井上一夫の翻訳のおかげかもしれない。

    ・悪かった点
     とくにないですけど、娼婦宿の女主人とか、再登場しないんだなぁ、と。あとセックスシーンもない!

    ・感想
     これがはじめての007シリーズの小説なんですが、遺作だそうです。シリーズ12作目をいきなり読んでしまった。
     映画のほうは観たことがありますが、全然ちがうのでびっくりしました。というか映画のほうが自由に変えすぎというか、登場人物といくつかの設定を借用した別物なんでしょうね。
     思っていたよりボンドが、悪い意味ではなく上品ではない印象を受けましたが、このへんは時代背景を考えると、どうなんでしょうか。当時としては充分に上品だったのかな。
     アクションばかりとか、緊張の連続もなく、意外と地味でした。でも面白かったです。



    キラー・イン・ザ・レイン レイモンド・チャンドラー

    ・感想
     短編集です。
     「大いなる眠り」にほぼそのままのプロットが使われた表題作「キラー・イン・ザ・レイン」は、読んでいて「え? そのままじゃん!」と思いました。本当にそのままで、よくこれを発表したあとに「大いなる眠り」を出せたなと。あと、そういうのもやっていいんだ、と(プロットの流用)。

     全般的に、暴力をふるわれることが多いんですけど、主人公がすることはほとんどないんですよね。あと女性に裏切られるのと、飲酒運転。これがハードボイルド、なのか……?
     話の内容は正直そんなに好きじゃないんですけど、文章は好きです。
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    [ 2018/06/12 19:53 ] 読書 | TB(-) | CM(0)

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