ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜 三上延 / 忍法甲州路 山田風太郎



    ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜 三上延

     これ、実写映画化されたときに、主演女優があまりにもイメージと違うということでネットでは話題になっていた記憶がありますね。映画のほうは観ていないのでコメントは控えますが、読んでみるとたしかにイメージが合わないなと。

     文体なのかなんなのか、読みやすくてサラサラと一冊読めてしまいました。

     篠川栞子の設定にちょっとラノベっぽさを感じますが、文章にラノベっぽいノリがなかったのは私には読みやすかったです。

     シリーズものなので、とりあえず全部読みたいですね。




    忍法甲州路 山田風太郎

     タイトル通り忍者が出てくる時代のお話なんですが、読者にわかりやすいように長さの単位として「メートル」を使ったり、「ライバル」「インテリ」「ジ・エンド」「ユーモラス」などの横文字がでてきます。私はそれがちょっとおもしろくて好きでした。

     この本の内容を一言であらわすなら「セックス&バイオレンス」ですね。

     だいたいの話にセックスはあるんですが、とくにみなさんが好きそうなのはTSF要素ですかね。最初は男性器をつけかえるという術を身につけた元忍者の医者が、その術を発展させてついには男性器を女性器に、女性器を男性器にまでするという話があります。面白いのは、そうすると性格が変わるというだけでなく、女性になりたい男性もその術を受けにくるのだ、という描写です。某漫画で「ホモが嫌いな女子なんかいません!」という名台詞(?)がありますが、「女の子になりたくない男子なんかいません!」よね?

     そして登場人物のよく死ぬこと死ぬこと。まあだいたいみんな死にます。でも死に方でいえば、この本では腹上死とか、そういう幸福(?)なものが多いかも。

     「山田風太郎いいよね」とうっかり口にすると、「あいつはやばい性癖だ」と思われそうだなと思った一冊。おすすめです。
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    [ 2018/04/23 21:52 ] 読書 | TB(-) | CM(0)

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