サプライズ/You're Next(2011年) / アンリミテッド/Tracers(2015年)



    サプライズ/You're Next(2011年)

     二重の意味でスカッとする映画です。

     別荘滞在中に謎の殺人鬼に襲撃される話で、襲う側は携帯電話が通じないようにジャマーを使ったり、気づかれないように家の周囲にワイヤーを張ったりと手間のかかることをしています。襲われる側も、ボウガンで外から狙撃されているときに、窓の下を這っていけば安全なのに、わざわざ椅子を盾にして走り抜けるという謎行動をしたりします。

     でもそんな小さなことよりも、ムカツク登場人物が殺されるところと、殺人鬼が逆襲されて殺されるというところを楽しむ映画です!

     1.やたらと攻撃的なドレイク(長男)、性格の悪いケリー(その妻)、隣人が若い女性に手を出して離婚した男だと知っているのに、次男の恋人(エリン)をひとりで行かせる性悪なオーブリー(奥さん)とポール(旦那)が殺されるところ
     2.殺人鬼に手痛い反撃を食らわせるどころか、返り討ちにして殺していくエリン(次男の恋人)の活躍

     エリンの後半の怒涛の殺害シーンは、映画「ディセント」の、覚醒した女戦士!みたいでしたw

     あと印象的だったのは、フィリックス(三男)の彼女のジー(三男の恋人)です。私の好みのゴス系メイク、黒髪、ボブヘアで、しかもフィリックスの母親の死体の横でセックスしようとするようなぶっ飛びっぷり!たまりませんw

     物語のウラとオチもちゃんとあって、なかなかにおもしろい映画でした!

     ホラーというより、サスペンス?パニック?がジャンルとしては適当だと思いますので、そこだけ注意ですね。








    アンリミテッド/Tracers(2015年)

      パルクールを使ったアクション映画です。パルクールは映画“アルティメット”とそのハリウッド版の“フルスロットル”、ゲームでは“アサシンクリード”シリーズで取り上げられています。

     メインのアクションはなかなかスピード感がありましたし、ボリュームも充分。

     しかしストーリーは、ちょっと微妙。。。

     主人公のカム(テイラー・ロートナー)はチャイニーズマフィアに多額の借金があって生活にも困窮しています。

     借金のかたに、父親の形見であり、母親の遺言で自分で修理して乗ろうと思っていた不動車を差し押さえられてしまいます。差し押さえたチャイニーズマフィアが自分の好みに修理&ペイントして乗り回しています。もうこの時点でカムは借金を払う理由がほぼないように思えます。一応、住んでいたところの大家やその家族に危害を加えることを匂わせているので、だから逃げられないといえば逃げられないのですが、もう追い出されてますし、形見もとられてるしで、そこまでしたら普通、夜逃げされませんかね。ヒロインのニキ(マリー・アヴゲロプロス)に惚れているから逃げないという理由もあるのかもですけど。

     パルクール・チームのボスをしているミラー(アダム・レイナー)は、登場当初はなかなかかっこういい人物なんですが、どんどん小物感がでてきます。ヒロインのニキをほとんど脅して自分のものにしているだけだし、カムとの関係に気がついてからは、カムへの態度が変わるし、しまいには殺そうとします。男の嫉妬は見苦しいですね。

     ニキの兄のディラン(ラフィ・ガヴロン)も登場当初と違って、終盤には自分の意思をみせずミラーの言いなりでしかない、存在感のない人物へ。もうちょっとなにかあると思ったんですけどね。残念。

     最後にはカムは借金を清算して、ニキと一緒に形見の車――チャイニーズマフィアが修理&ペイントしちゃったやつ――で街を出ます。海外の人はあんまり気にしないのかなぁ。カムも劇中では自分でがんばって修理しようとしてたんだけど。。。なんだか締まりが悪い終わり方。

     中盤から終盤にかけて、登場人物の化けの皮がはがれるようにストーリーもぼろぼろになっていった感じですね。なので観終わっても爽快感がない。

     ちなみにアクションシーンはパルクールでのアクションであって、格闘とかはほとんどないです。それでOKっていう人にはオススメです!
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    [ 2018/03/27 19:48 ] 映画 | TB(-) | CM(0)

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